ひろでん会館、2018年3月31日閉館-マダムジョイ己斐店なども閉店、再開発へ

広島電鉄西広島駅の駅ビル「ひろでん会館」が2018年3月31日に閉館する。

ひろでん会館。

「ズッコケ三人組」にも登場する西広島駅ビル

ひろでん会館は1964年に開業。広電西広島駅(当時、市内線は「己斐電停」)の駅ビルとして誕生した。
建物は地上6階、地下1階建てで売場面積は2,856㎡。広島電鉄が所有する。
開業当初より核店舗として「広電ストア」(店名は「ショッピングセンターひろでん」→「マダムジョイ己斐店」)が出店しているほか、テナントとしてミスタードーナツ、100円ショップmeets.などが出店する。

マダムジョイ(広電ストア)。

西広島・己斐駅周辺は「ズッコケ三人組」の舞台「ミドリ市」のモデルであり、当ビルも「花山デパート」として作中にたびたび登場している。

「ズッコケ三人組」の舞台。

築53年で老朽化-再開発へ

ひろでん会館の閉館は老朽化によるもの。
建物は築53年が経過しており、耐震性が低いという。
一部テナントは既に閉店しており、核店舗のマダムジョイなど商業テナントの多くは3月31日で閉店する。
広島電鉄は2018年度末までに解体に着手し、跡地を再開発する予定だ。 
ひろでん会館(左)とJR西広島駅。

同地はJRと広電の乗り換え駅であるほか、2027年ごろにはアストラムラインの延伸乗入れも予定されており、一大交通結節点に相応しい大型再開発になると思われる。

外部リンク:マダムジョイ己斐店
関連記事:エキエ、10月29日第1期開業-広島駅の新商業施設、全面開業は2019年春
関連記事:レクト、4月28日開業-イズミの新業態、「カインズ」「T-SITE」広島初出店

関連記事:JR油津駅、2月4日から愛称「カープ油津駅」に-日南市・広島東洋カープのキャンプ地

このエントリーをはてなブックマークに追加