太平洋そごう、9月から屋号を「遠東そごう」に-開店30周年記念セールも開催

台湾の大手百貨店「太平洋そごう」は、9月から屋号を「遠東そごう」に変更した。9月から看板なども順次変更されている。

看板が変更された「遠東そごう台北店復興館」。

台湾を代表する百貨店-遠東グループ入り15年で改称

「太平洋そごう」は1986年にそごうと太平洋建設により設立。1987年11月11日に1号店の台北店(現:台北店忠孝館)を開業させた。開店当時は台湾最大規模の百貨店であった。
その後、2002年に台湾の大手百貨店「遠東百貨」(1967年設立)などを展開する遠東グループの100パーセント子会社となった。

遠東百貨が運営する「FE21’」(高雄市)。

遠東グループは遠東紡織として1949年設立。現在は繊維業、エネルギー事業、金融業、ディベロッパー事業、流通業などを展開する。
屋号の変更は太平洋そごうは開店から30年、遠東グループ入りから15年が経過したことを機としたもの。これまで商号に「太平洋」の名前を冠していたため、元のオーナーである太平洋建設との商号争いも起きていたという。
2017年現在は9店舗を展開しており、本店である台北店忠孝館の売場面積は35,000㎡、同店の年商は日本円で約559億円(2016年)。

太平洋そごう時代の台北店忠孝館(本店)。

現在、遠東そごう(太平洋そごう)はそごう・西武との資本関係はなく、フランチャイズ店舗として運営されているが、近年は日本語サイトを開設、そごう・西武からの商品供給も再開されたほか、期間限定で日台のそごうカードによる割引を実施するなど、関係を再強化している。

改名に伴い漢字ロゴが撤去された姿。
開店時には漢字ロゴがなかったため元の姿に戻ったことに。

11月11日に開店30周年-全店で記念セール開催

「遠東そごう」への改称に伴い、9月から看板の変更などが行われているが、業態などは変更されないほか、企業名の「太平洋崇光(そごう)」は今後も使用。主要店舗のシンボルとなっている人気のからくり時計「世界の人形時計」(小小世界鐘)も継続して運用されている。
なお、太平洋そごうはもともと遠東グループが展開していた「遠東百貨」との合併も検討されていると言われているが、そごうは台湾で高いブランド力を持っているため、「そごう」の屋号は今後も継続して使用される。
遠東そごうでは、11月11日に台北店忠孝館が開店30周年を迎えるのに合わせて記念セールが実施されており、館内で様々なイベントも開催される。

30周年記念セールの装飾がなされている。

写真提供:みんくるさん(@aozora_hs

外部リンク:遠東そごう
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