丸井今井札幌本店南館、2018年秋以降の撤退を検討-旧・長崎屋、ジュンク堂など出店

丸井今井を運営する札幌丸井三越が「丸井今井札幌本店南館」の賃貸契約を2018年秋で終了することを検討していることが分かった。

丸井今井札幌本店南館。

旧・長崎屋だった丸井今井本店南館

丸井今井札幌本店南館は2002年に大手総合スーパー「サンバード長崎屋」が運営していたディスカウント店「長崎屋Big-Off札幌店」跡の高桑ビルに開業。建物は地下2階地上8階建てで売場面積は7,991㎡。地元企業(高桑ビル)が所有している。
現在は地下2階から4階と5階の一部はテナントとして大型書店「MARUZEN&ジュンク堂書店」が出店するほか、5階から7階の丸井今井の売場には北海道日本ハムファイターズ、コンサドーレ札幌のオフィシャルショップ、HTB北海道テレビのグッズ専門店、丸井今井のインテリア売場、制服売場などが営業している(8階は空き店舗)。
丸井今井は2009年の経営破綻後、三越伊勢丹ホールディングスを経営再建の支援企業に選定して札幌丸井三越を設立、経営再建に取り組んでおり、2014年に大通別館(旧丸井札幌マルサ、現ル・トロワ)を閉鎖した一方、一条館に隣接する3棟(一条館西ビル・まるいリビングハウス・クイーンズ卑弥呼)の一体再開発を行って西館(ルイ・ヴィトン)を新設するなど、重複・分散していた売場の整理を進めていた。また、2017年1月には三越伊勢丹HDの大西社長(当時)によって札幌丸井三越のさらなる売場縮小の可能性が示唆されていた
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丸井今井札幌本店。

丸井今井本店は南館が閉鎖された場合、大通館(本館)、一条館(旧本館)、西館(全館ルイ・ヴィトン)の3館体制となる。

丸善ジュンク堂書店はどうなる?

丸井今井南館の賃貸契約が終了された場合、丸井今井のみが出店していた6階以上は当面閉鎖となる可能性が高い。
一方で、下層階のMARUZEN&ジュンク堂書店は札幌市中心部を代表する大型書店であり、それ以外の一部テナントも含めて今後も高桑ビルと直接契約のうえで継続して出店し続ける可能性もあろう。
但し、高桑ビルは老朽化による耐震性不足が指摘されているため、今後営業を続けるとなれば耐震補強などが必須となる。

外部リンク:丸井今井札幌本店
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