お菓子の菊家、「牛角」のアスラポート傘下に-「みどり牛乳」通じて買収、販路拡大めざす

牛角などを展開する「アスラポートダイニング」(東京都品川区)は、子会社を通じて九州大手の銘菓メーカー「菊家」(大分県由布市)を買収した。

菊家ビル(創業店の流川店)。
元々は隣接するマルショクの敷地にあった。

九州大手の銘菓メーカー、全国百貨店で販売も

菊家は1956年に別府市流川で創業。
「ボンディア」「ドン・フランシスコ」「サンレモン」などを主力商品としており、北部九州各地に約40店舗を展開するほか、北部九州のスーパーマーケット、全国の百貨店などに菓子を出荷・販売している。

菊家の店舗。

「みどり牛乳」を通じて買収-販路拡大めざす

菊家を買収したのは、アスラポートダイニング傘下で九州大手の乳業メーカー「九州乳業」(大分市)。
九州乳業は1907年創業で、おもに西日本や中国などで「みどり牛乳」や乳製品、菓子などを販売しており、2015年10月よりアスラポートダイニングの傘下となっていた。
九州乳業は、菊家の株式の約62.5パーセントを取得、子会社化する。

みどり牛乳。

関係者によると、菊家の近年の年商は約30億円前後で推移しているが、2016年度は赤字経営となっていた。買収額は1億円前後になるという。
今後も「菊家」の屋号やブランドは存続させる予定で、アスラポートと九州乳業は「食品生産事業と六次化推進」の推進を図るとともに、自社の物流網を活用することで菊家商品の販路拡大を目指し、業績を立て直したい考えだという。

外部リンク:株式会社菊家の株式取得 (子会社化)に係る基本合意締結に関するお知らせ に関するお知らせ(PDF)
外部リンク:お菓子の菊家
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