鞆鉄道、トモテツビルを解体へ-旧・ダイエー福山店

トモテツグループ(鞆鉄道、福山市)は、JR福山駅前にある「トモテツビル」(旧・ダイエー福山店)を解体する方針であることを発表した。

トモテツビル(旧・ダイエー福山店)。左隣はキャスパ(閉館済み)。

旧・ダイエー福山店、築49年で老朽化

トモテツビルは1968年8月に「ダイエー福山ショッパーズプラザ」の東館として開店。建物は地下1階、地上8階で、ダイエー全館の売場面積は10,699㎡。1986年から2001年まではディスカウントストア「ダイエートポス福山店」となっており、その後再びダイエーに戻ったが、その際に東館にはテナントとしてフタバ図書が出店した。
ダイエー福山店は2005年10月に閉店。ダイエー東館は「フタバ図書」を核店舗としたまま「トモテツビル」として再生したものの、フタバ図書は2009年に撤退(事実上の郊外移転)。多くのフロアが空き店舗となった一方で、福山駅前の商業ビル「キャスパ」の老朽化による閉館に伴い2012年にはアニメイトが同ビルへと移転している。

ダイエー閉店直後。

2017年現在、トモテツビルは地階に居酒屋などが、1階にアニメイトと飲食店が、2階にトモテツグループのオフィスが、6階にカラオケ店が出店・入居する以外は空き店舗となっている。館内は上りしかエスカレータが設置されておらず、フタバ図書撤退以降はエスカレーターも稼働していない。
なお、ダイエー西館は穴吹工務店が取得、サーパスマンションとなっている。

館内のようす。

建物の解体は、9月5日に鞆鉄道の会長が明らかにしたもので、耐震性不足によるもの。築約50年を経ており、老朽化が深刻であるとみられる。
詳しい解体時期や跡地の活用方法、館内店舗の移転先については9月時点では発表されていない。

隣接するキャスパも空き店舗-同じくトモテツ所有

福山駅前では、トモテツビルの隣接地に位置し同じくトモテツグループが大部分を所有するファッションビル「キャスパ」も老朽化のため2012年より空き店舗となっており、大都市の一等地だけに両ビルの今後の活用方法が注目される。

空きビルとなっているキャスパ。トモテツビルの隣接地。

外部リンク:アニメイト福山(核店舗)
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