ドムドムハンバーガー、2017年7月にダイエー系列離脱-レンブラントホテルに売却で

新しい記事はこちら:https://toshoken.com/news/10406

ダイエー子会社で飲食店を経営する「オレンジフードコート」(江東区)が、7月に「ドムドムハンバーガー」事業を売却することが分かった。
ドムドムハンバーガーはダイエー系列を離脱することになる。

ドムドムハンバーガー小平店。

日本初のハンバーガーチェーン、復活なるか

ドムドムハンバーガーは1970年に東京都町田市に1号店を出店。
「ドムドム」とはダイエー創業者・中内功氏によるダイエーのキャッチフレーズ「良い品をどんどん安く」に由来する。
 マクドナルドの日本展開前の創業であり、全国初のハンバーガーチェーンとして知られるが、ダイエーの事業縮小に伴い店舗の約9割が閉店していた。

旧CIの店舗(城野店、閉店済み)。
こちらのほうがなじみ深い人も多いであろう。

ドムドムハンバーガーの事業を引き継ぐことになるのは「レンブランドホールディングス」(厚木市)。
レンブラントホールディングスは厚木市、町田市、大分市、鹿児島市などで「レンブラントホテル」を、都内などで「ベストウエスタンホテル」の一部店舗を、御殿場市でゴルフ場などを運営する。
また、2017年にはベトナムに「メーパールシーサンホテル」を開設している。

レンブラントホテルの旗艦店舗・大分店。
(GoogleMapより)

最盛期に比べて店舗数が大幅に減っていたドムドムハンバーガーであるが、レンブラントグループになることで今後はホテル内飲食店などへ出店する可能性もあり、再び店舗網を増やしていくのかどうか注目される。

外部リンク:ドムドムハンバーガー
関連記事:ダイエー、大きいサイズの紳士服店「グランバック」をタカキューに移管-整理すすむダイエー系企業、ドムドムも縮小へ 
関連記事:ダイエー、2016年3月30日までに110店舗の「イオン化」完了-9県のみで展開するローカルスーパーに

このエントリーをはてなブックマークに追加