カテゴリー別アーカイブ: 新店舗レポート

ショッピング丸勢、11月16日再開-熊本東区のスーパー、全店再開に

熊本地震で全壊し、閉店していた熊本市東区健軍本町のスーパーマーケット「ショッピング丸勢健軍店」の建て替え工事が終わり、11月16日にグランドオープンを迎えた。

ショッピング丸勢。

30年以上に亘って営業していた老舗スーパー

かつてのショッピング丸勢は集合住宅「竹田ビル」の1階にテナントとして出店。
生鮮品に強みを持つ地域密着型のスーパーとして地元住民から支持を集めていたが、2016年4月16日に発生した熊本地震本震により建物が全壊し営業継続を断念、一旦閉店していた。
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ショッピング丸勢の旧店舗。被災直後は店頭で手売りを行った。

新店舗の看板、旧店舗のものを移設

丸勢の新店舗は旧竹田ビルの跡地に出店。
2階建てで売場は1階のみ。地権者との交渉の結果、建物を自社所有に移行、新築した建物での営業再開に至ったもので、店舗の看板は全壊した旧店舗のものが移設された。また、従業員のうち約半数は震災前の従業員を再雇用したという。
11月16日は150人以上が列を作った。店舗は旧店の約1.5倍。店内は明るい雰囲気に生まれ変わり、総菜コーナーが増設されたほか、セミセルフレジも設置されている。

開店の瞬間

東区のスーパー、ようやく全店再開-残るは「HCナフコ」

熊本市東区は熊本地震の震源地に近く、地震直後は殆どの大型店が営業を休止していたが、ショッピング丸勢の営業再開により、全てのスーパーマーケットが営業再開することとなった。

約1年半ぶりの復活となった。

同店の営業再開により、熊本市東区で営業再開していない大型店は「ホームセンターナフコ健軍店」のみとなるが、ナフコも店舗を建て替えた上で2018年中に営業再開する方針を示しているという。

建替えのうえ8月3日に営業再開したマルショク健軍店。

ショッピング丸勢健軍店

住所:熊本県熊本市東区健軍本町53-9
営業時間:10:00~21:00

外部リンク:ショッピング丸勢健軍店
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JR仙台駅東口に仮設飲食街「EKITUZI」、11月10日開業-旧Zepp跡、再開発までの暫定で

JR仙台駅東口にあったライブハウス「ZeppSendai」跡地に、仮設の飲食街「EKITUZI」(エキツジ)が11月10日に開業した。

EKITUZI。

旧ゼップ跡に仮設飲食街-再開発までの暫定利用

EKITUZIは2012年までライブホール「ZeppSendai」が立地し、その後は駅の工事に伴う資材置き場となっていた場所に出店。運営は土地を所有するJR東日本。
地元紙・河北新報の報道によると、同地では13階建てのオフィスビルを建設する構想があったものの、2017年11月現在でも具体的な計画が明らかになっておらず、JR東日本は再開発までの暫定施設としてEKITUZIを約1年半運営するという。

かつてのZeppSendai。

なお、前身施設であるZeppも再開発までの暫定施設として2000年に建設された経緯があり、同地ではZeppとEKITUZIを合わせて20年近く暫定利用が続く計算となる。

プレハブ6店、キッチンカー2店が出店

EKITUZIはプレハブの飲食店6店、キッチンカー2店、ポップアップショップ1店とイベント広場で構成。象徴として「横断歩道」が中央に描かれている。

中央には横断歩道がデザインされている。

プレハブ店舗は人気プロレスラー・新崎人生プロデュースのラーメン店「麺屋人生」、「〜宮城県漁師のお店〜牡蠣小屋仙台〜」、大豆料理店「大豆バル&カフェ 豆◯(まめまる)」、「立ち食い焼肉 と文字(ともじ)」、チキン料理店「ビバチキン」、居酒屋「縁側仙台駅前店」の6店で構成。

6店のプレハブ店、2店のフードカーが出店。

キッチンカーはステーキ&ハンバーグの「ディーズ・ハピネス」と「Student Train おでん×WORLD」の2店が出店。
仙台在住の大学生や留学生がおでんと世界各国の料理を提供する「Student Train おでん×WORLD」代表の瀧川捷理さん(22)は、都商研の取材に対し「食を通じて世界の異文化を知ってもらいたい」と意気込みを語った。

キッチンカーの「Student Train おでん×WORLD」。

ニュースリリース:仙台駅東口「EKITUZI」開業日等の決定について(JR東日本仙台支社公式サイト)
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エキエ、10月29日第1期開業-広島駅の新商業施設、全面開業は2019年春

JR広島駅に新たな商業施設「ekie」(エキエ)の第一期部分が10月29日に開業した。

エキエ。

「エキエ」第一期エリアはJR広島駅の線路上に

エキエはJR広島駅に新しく開業するショッピングセンター。
JR西日本子会社の「中国SC開発」が運営し、店舗面積は約9,000㎡(線路上空エリア:約1,700㎡、高架下エリア:約7,300㎡)。
コンセプトは「広島の新しい目抜き通り」で、2019年春の全面開業を目指している。
10月29日に開業したのはそのうち線路上空エリア(約1,700㎡)の「ザッカマルシェ」の22店舗だ。

エキエのロゴタイプ。


ASSEの外壁にもekieロゴが設置された。

目玉は西日本初「イセタンミラー」-アッセもリニューアル

「ザッカマルシェ」のメインターゲットは20~30歳代の女性。
目玉テナントとしては、伊勢丹運営の化粧品店「ISETAN MiRROR Make & Cosmeticsイセタンミラー)」が広島三越の運営で出店。百貨店品質の化粧品などを取り揃えており、イセタンミラーの首都圏外出店・子会社運営店舗は初となる。

西日本初のイセタンミラー。広島三越が運営。

そのほか、オーガニックコスメや食品などを取りそろえる「Biople by CosmeKitchenビープル バイ コスメキッチン)」、フランスの生地を使用した傘やマット、今治タオルなどを販売する「LES TOILES DU SOLEILレ・トワール・デュ・ソレイユ)」、セレクト雑貨店「スミス」、アパレルセレクトショップ「アーバンリサーチ」、雑貨店「PLAZA」や、「スターバックスコーヒー」、「セブンイレブン・ハートイン」などが出店した。

ビープル バイ コスメキッチン。


スターバックスコーヒー。

また、これに合わせて駅ビル「アッセ」(ASSE)もリニューアルをおこない、1階南側雑貨ゾーンに和洋スイーツ店舗を導入、「広島チョコラトリー」や「BAKE」などが新たに出店しており、1階全体をスイーツ・土産のフロアとした。

広島チョコラトリー。


ASSEにも多くの客が詰めかけた。

エキエの全館開業は2019年-新幹線名店街もエキエに

今後、エキエは第二期開業として高架下エリア(約7,300㎡)に約80店舗を出店させる予定。開業は2018年春ごろを予定しており、高架下エリアでは広島魅力を揃えたの土産売場や駅利用客向けの軽食やお好み焼きをはじめ、ご当地メニューを取りそろえた飲食コーナーなどを展開していく予定。

2018年の開業に向けて工事が進む2期開業エリア。

また、現在駅ビルにある「新幹線名店街」も「エキエ」の名前に統一する。新幹線ホーム1階西側の土産店街は2018年春以降に閉鎖し、改装工事を経てエキエ第三期開業エリアとして2019年春にリニューアルオープンさせる。このエリアには食品スーパーなども出店させ、周辺の住民増加に対応する予定だ。 

「新幹線名店街」も改装、エキエと統合するために近く閉館する。

大きく変化する広島駅周辺

広島駅前では2016年に52階建ての「ビッグフロント」(核店舗:ビックカメラ)が、2017年に46階建ての「エキシティ」(核店舗:エディオン蔦屋家電」)が完成するなど開発が進み、僅か数年で風景が一変している。
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広島駅前のビッグフロントと福屋百貨店。

近い将来、広島電鉄の広島駅電停附近の高架化も予定されているほか、新幹線口前の二葉の里地区の再開発も進行しており、今後も広島駅および駅周辺の開発は続くことになる。

二葉の里地区も再開発が進む。

エキエ(ekie)

住所:広島市南区松原町1-2 JR広島駅
営業時間(第1期線路上空エリア):10~21時
スターバックス コーヒー:7時~22時
セブンイレブン・ハートイン:6時~24時

外部リンク:ekie(エキエ)第1期線路上空エリア出店テナントとアッセリニューアル
外部リンク:ekie(エキエ)
関連記事:ビックカメラ広島駅前店、9月14日開店-52階建「ビッグフロント」の核店舗
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ザ・モール仙台長町、10月19日リニューアル-トイザらス新業態など22店舗が新規出店

仙台市地下鉄南北線長町南駅前の大型ショッピングセンター「ザ・モール仙台長町」(核店舗:西友)が、10月19日にリニューアルオープンを迎えた。

ザ・モール仙台長町。

開業20年目の大規模改装、外装も「モール色」に刷新

ザ・モール仙台長町は西友運営のショッピングセンター「ザ・モール」最大規模の店舗として1997年9月に開業。
総合スーパー「西友」や「紀伊国屋書店」などが入居する本館と、「MOVIX 仙台」などが入居するPart2の2館で構成され、一体管理されるララガーデン長町を合わせた売場面積54,660㎡は仙台市で最大規模となる。
今回のリニューアルでは「NAGAMACHI LIFE PALETTE〜くらしに豊かな色彩を添える、わたしの生活一番店〜」をコンセプトに、3階の西友直営売場を減らすなど22の新規出店テナントを導入、専門店数が計140店に拡大した。
なお、施設のリニューアルにともない塔屋が赤地の「SEIYU」ロゴから緑地の「THE MALL」へと変更されるなど、外観も全面改装されている。

リニューアル前の外観。

「ひつじのショーン」体験施設、トイザらス新業態などが出店

リニューアルの目玉となる本館3階の「ひつじのショーン ファミリーファーム」は全国2店舗目、東日本初出店の体験型アミューズメントパーク。
イギリスの人気クレイアニメ「ひつじのショーン」のグッズ販売、キッズアトラクションなどが楽しめる。

ひつじのショーン ファミリーファーム。

また、本館3階にはおもちゃ専門店「トイザらス」の小型店舗や、鉄道模型の「ポポンデッタ」、「スターバックスコーヒー」も新規出店(スタバは別館にも出店)。トイザらスは米法人の破産申請が伝えられて以降はじめての国内新規出店となり、今後はイオンモール堺鉄砲町(堺市)にも小型店舗を出店する。

トイザらスの小型店舗。

本館1階のフードコートは座席数を従来の350席から500席に拡張し、「幸楽苑EXCELLENT」、「どん辰」、「お肉屋さんのから揚げとカレーの専門店 ビーフポート」といった飲食店も新規出店した。
食物販では本館1階にチーズタルト専門店「PABLO mini」、「ザ・グロッサリー&ワインbyサンクゼール」が出店した。

フードコートは500席に増席した。

このほか、本館2階ではファストファッション「H&M」が、これまでテナントとして出店していた「さくら野百貨店仙台店」からの移転店舗として7月に先行開業。「仙台最大」の商業施設として充実した内容となった。

さくら野百貨店から移店となったH&M。

外部リンク:ザ・モール仙台長町
ニュースリリース:「THE MALL 仙台長町」10 月 19 日(木)リニューアルオープン 開業以来初の大規模改装で、ファミリーが“一日中遊べる”場所へと大きく変貌(西友公式サイト)
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関連記事:ケンタッキーの鶏惣菜専門店「THE TABLE」、8月5日より展開開始-エスパル仙台東館に1号店
関連記事:エスパル仙台東館、6月1日増床オープン-目玉は東北初の「成城石井」
関連記事:さくら野百貨店仙台店、大型テナントの移転先決まる

イオンモール松本、9月21日開業-カタクラモール跡地に3館170店が集結

松本市中央の大型ショッピングセンター「イオンモール松本」が9月21日にグランドオープンを迎える。
イオンモール松本。

「カタクラモール」跡地に「イオンモール」誕生

イオンモール松本は1981年に開業し2015年3月に閉店した「松本カタクラモール」(核店舗:イオン東松本店)を建て替えるかたちで出店。
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2015年3月まで営業していた松本カタクラモール。
(googleマップより)

イオンモール松本の延床面積は約97,000㎡、総賃貸面積は約49,000㎡。
施設は総合スーパー「イオンスタイル松本」を核とするメインモールの「晴庭」(3階建て)、レストラン・フードコートや大型専門店が入居する「風庭」(3階建て)、飲食・食物販とイオンシネマが中心の「空庭」(2階建て)の3館で構成され、約170の専門店が出店する。
松本市中心部に近いこともあり、館内では観光客向けのテナントもみられる。

3館体制のモールには約170店が出店。(フロアガイド)

館内のデジタルサイネージには、国内の大型ショッピングセンターでは初となる「AI対話型案内システム」を採用。画面に表示されたAIキャラクターに問いかけると、客の質問を認識し最適な案内を行う。AIキャラクターの案内システム。

イオンスタイルなど120店舗が出店「晴庭-ハレニワ-

メインモール「晴庭」のエントランスには、カタクラモール時代より保存されてきた近代建築「片倉工業旧事務所棟」(旧カフラス)がお出迎え。イオンモール開業にあたって、建物はレストラン「BISTRO HIKARIYA」としてリノベーションされた。

「晴庭」きらめきコート。


 レストランにリノベーションされた片倉工業旧事務所棟(カフラス)。

核店舗の「イオンスタイル松本」1階食品売場には、近隣農家から新鮮な青果を届ける「まごころ農家コーナー」や信州産きのこを使った惣菜を提供する「リワードキッチン」、名店「いろは堂」のおやき8種を揃えた「ほのみ」など地元色豊かな売場が展開されている。

イオンスタイル松本。

2階には直営の家具売場「ホームコーディ」が、3階には長野初となるベビー・キッズの大型専門店「キッズリパブリック」が展開する。

キッズリパブリック。

大型専門店としては長野県初の「H&M」(1階)、「無印良品」(2階)、「スポーツオーソリティ」(3階)などが出店。
その他にもキッチングッズのセレクトショップ「12 KITCHEN STORE」(1階)や、地元初のギフトショップ「Three little song birds」(1階)など、モール全体の約7割にあたる120店が出店する。

1階に出店するH&M。


晴庭の吹き抜け。イベントなども開催される。

松本最大級のフードモール「風庭-カゼニワ-

風庭」1階は「ひかりのレストラン」と題されたレストランゾーンになっており、長野県初出店の「いきなりステーキ」や「和ごはんとカフェ chawan」など11店の飲食店が軒を並べている。

「風庭」館内吹き抜け。


長野県初出店のいきなりステーキ。

2階は「未来屋書店」、家電量販店「ノジマ」、ゲームコーナー「楽市楽座」の大型専門3店で構成。
3階は県内最大級の約1,000席を配置するフードコート「FOOD FOREST」で、製麺所直営の「そば処 小木曽製粉所」や、カツ丼・トンテキの「豚屋 とん一」、ベトナム料理の「チャオゴン」など13店舗が出店する。

FOOD FOREST。

食の専門店とシネコンが出店「空庭-ソラニワ-

空庭」1階には地元松本の人気ケーキショップ「5HORN」、松本市公設市場の仲卸が経営する「フルーツダイニング SHUN」、地元企業「サンクゼール」のカフェ&バール、JA松本ハイランドの直売所「ファーマーズテラス松本」など、食に関する専門店が数多く出店。観光客の地元産品購入にも最適だ。

「空庭」エントランス。


ファーマーズテラス松本。

白いだるまが鎮座するイートインスペース「だるま茶屋」には、松本名物山賊焼きと唐揚げの専門店「からあげセンター」やタピオカドリンクなどのジュースやスイーツを提供する「クワトロクオーレ」など5店舗が出店する。

だるま茶屋には白いだるまが鎮座。

2階には8スクリーン、1,102席を有するシネマコンプレックス「イオンシネマ松本」が入居。8番スクリーンには高解像度の「4K」と最先端の音響システム「ヴィヴ・オーディオ」を導入する。

イオンシネマ。

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観光客も取り込むイオン-中心部への影響避けられず

イオンモール松本はJR松本駅から徒歩約15分ほど、バスでは8分ほどと中心市街地に近いうえ、その総賃貸面積(約49,000㎡)は、松本駅前の大型商業施設「MIDORI松本」(駅ビル)、「井上百貨店本店」、「コングロM」(旧・井上新館)、「アルピコプラザ」(旧・アリオ松本、改装中)、「松本パルコ」の5つ全てを合わせた面積(合計売場面積49,564㎡)にも匹敵する。
松本市は観光都市として有名であるが、中心部の大型店は老朽化したものも多く、観光客の需要を満たせているとは言い難かった。今回のイオンモール松本は、地元客に加えてそうした観光客の需要も見越したような内外装・テナント構成となっていることも特徴だ。
イオンモールの出店を受け、セブンアイグループの「アリオ松本」は9月10日に閉店。一部のテナントはイトーヨーカドー南松本店への移転を決めるなどの影響が出始めており、今後も中心商業地への影響は避けられないものとなるであろう。

イオンモール松本

住所:長野県松本市中央4丁目9-51
営業時間:
晴庭:10:00-21:00(イオンスタイルは9:00-22:00)
風庭:10:00-22:00
空庭:10:00-22:00(一部専門店10:00-21:00)
※フロアガイドはニュースリリースより引用

外部リンク:イオンモール松本
ニュースリリース:鮮やかな日々と新たな時間価値をご提供 「イオンモール松本」 9月21日(木)AM10:00 グランドオープン(イオンリテール公式サイト)
関連記事:イオンモール東松本、8月3日着工-松本カタクラモール跡、2017年秋開業へ
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イオンモール神戸南、9月20日全館開業-地域密着の「食」特化型モール

神戸市兵庫区神戸市営地下鉄中央市場前駅直結のショッピングセンター「イオンモール神戸南」が9月20日にグランドオープンを迎えた。

イオンモール神戸南。

関西最大級の「食」特化型モール、1/4が飲食テナント

イオンモール神戸南は神戸市中央卸売市場本場西側跡地に出店。当初は2016年の開業を目指していたが、テナント誘致の遅れから開業が延期されていた。総賃貸面積は約39,000㎡、延床面積は約84,000㎡、専門店は約130店舗。
建物の内外装は「運河」や「れんが倉庫」をイメージしたものとなっており、2017年6月30日の第1期開業時にはコンセプトに「ハッピーをめしあがれ!」を掲げ、イオンリテールが運営する生活提案型食品スーパー「イオンスタイル神戸南」や、中央市場直営「神戸垂水青果」など複数のテナントにより構成される「キャナルマルシェ神戸うまいち」が営業している。
いずれも市場直送の新鮮な食材を販売するだけでなく、新鮮な材料を活かした海鮮丼やフレッシュジュース、スムージーなどがイートインで楽しめるということもあり好評を博している。

イオンスタイルとキャナルマルシェ神戸うまいち。

第2期開業となった9月20日には、ビバホームの新業態「ハウスデコ」や、東京・新宿で話題の仮想現実体験スポット「VR ZONE」のサテライト店「VR ZONE Portal」を併設したゲームセンター「namco」、イオンリテールのインナー専門店「inner market debut」、ボルダリングジムを併設した大型スポーツ用品店「スポーツオーソリティ」、ベビー用品店「西松屋」、家電量販店「Joshin」、100円ショップ「ダイソー」「キャンドゥ」、ヴィレッジヴァンガードのアウトレット「ヴィンテージヴァンガード」、「喜久屋書店」が新規出店した。
なお、イオンスタイルは総合スーパーではなく食品スーパー業態となっているため、館内にはイオン直営の衣料品売場は存在しない。

30~40代女性向けのビバホーム新業態「ハウスデコ神戸南店」。
ビバホームとしては伊丹店(2013年開店)に次いで2店舗目。


「VR ZONE Portal」を併設した「namcoイオンモール神戸南店」。


ボルダリングジムを併設した「スポーツオーソリティ神戸南店」。

全専門店の1/4を占める飲食店街には人気博多ラーメン店「一風堂」が手掛けるフードコート向け業態「IPPUDO RAMEN EXPRESS」が兵庫県内初出店、タイ王国商務省がタイセレクトに認定したタイ料理店の新業態「クワンチャイカフェ」、中華バイキング「唐朝盛宴」などといった関西の人気店も出店する。11月以降は、愛媛・宇和島発の回転寿司店「すしえもん」本州2号店や大阪・心斎橋発の人気パンケーキ店「gram」の開店も予定されている。

全国チェーンから地元飲食チェーン店まで揃うレストラン街。

「ヴィッセル音頭」でグランドオープン

開店当日の8時20分からは地下鉄連絡入口前でJ1サッカークラブ「ヴィッセル神戸」のマスコットキャラクター「モーヴィ」と応援ユニット「ヴィッセルセレイア」による「神戸、ヴィッセル音頭」が披露された。
 午前8時30分には久元喜造神戸市長や、イオンモール吉田昭夫社長、イオンリテール岡崎双一社長らが出席する「オープニングセレモニー」が開催され、施設の概要や神戸市営地下鉄海岸線が10ヶ月間無料で乗り放題となる「海岸線中学生以下フリーパス」の社会実験、交通系ICカード利用客への優待サービスについての紹介が行われたのち、式典参加者や来場客代表によるテープカットが執り行われた。
式典では、兵庫工業高校吹奏楽部による演奏や神戸市中央卸売市場マスコットキャラクター「ととかな隊」の登場もあり、和やかな雰囲気となった。

オープニングセレモニー。

イオンモール神戸南ではグランドオープンを記念して9月16日(9月20日)から10月1日まで「最大70%OFF」「LINE@登録客への500円券配布」「淡路島カレー先着30名様無料」「丼購入者に味噌汁、ドリンクプレゼント」といったキャンペーンを実施している。

非日常を提案する「Umie」と日常を提案する「神戸南」

イオンモール神戸南がある中央市場前駅の隣駅・ハーバーランド駅前にある「神戸ハーバーランドUmie」(同じくイオンモール運営)は2017年に広域集客型商業施設としてのリニューアルを進め、核店舗の「イオンスタイルUmie」には観光客をターゲットに関西最大級の食品売場に関西発・神戸発の人気スイーツ店を導入するなど「非日常の『食』」を提案するショッピングセンターへと生まれ変わった。
それに対して「イオンモール神戸南」は、需要に対応した商業施設として差別化を目指し、中央卸売市場隣接という立地を活かして「あたりまえの毎日に楽しいが生まれる」を掲げる「地元向けの『食』特化型モール」としての開業となった。
隣駅同士に生まれたイオンの新業態店舗。その成否はいかなるものとなるであろうか。

イオンモール神戸南

住所:兵庫県神戸市兵庫区中之島2丁目1番1
専門店街の営業時間:10:00~21:00
(9月24日まで:9:00~21:00)
(イオンスタイル神戸南:9:00~22:00)

外部リンク:イオンモール神戸南公式ホームページ
外部リンク:イオンモール神戸南公式ホームページ :: ニュースリリース
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リノアス、9月15日開業-近鉄八尾駅前の西武跡、僅か半年で再生

大阪府八尾市の近鉄八尾駅前の西武百貨店跡に新たなショッピングセンター「LINOAS」(リノアス)が9月15日にグランドオープンを迎えた。

リノアス。

八尾の玄関口、僅か半年で「復活」

リノアスは「西武百貨店八尾店」跡を全面リニューアルし開業したもので、建物(八尾光町駅前ビル)は八尾市都市開発と八尾ビルディングが所有、施設の管理運営は不動産大手「ザイマックス」が行う。店舗面積は40,030㎡。
同ビルは2017年2月の西武撤退後も「近鉄八尾駅前商業施設」として大型雑貨店「ロフト」、ファストファッション「ユニクロ」、家電量販店「エディオン」、高品質食品スーパー「パントリー」、「銀座 山野楽器」など約70店舗が営業を継続しており、秋の全面リニューアルに向けて館内工事やテナントの入替が進められていた。

改装中の同店。西武撤退前から改装は開始されていた。

施設名の「リノアス」はハワイ語で「光る」「輝く」「結びつく」と言った意味を持つ「LINO」と「明日」を組み合わせた造語。
コンセプトは「ちょっといい 自分ベーシック」で、衣料品店「ファッションセンターしまむら」、大型家具店「ニトリ」が新たに導入されたほか、大型雑貨店「無印良品」、手芸用品「クラフトハートトーカイ」などが館内移転・増床して復活した。
館内の一部はグランドオープン時にも改装が進められており、今後は北欧発のファストファッションブランド「H&M」、大型ブック&カフェ店舗(店舗名未定)や神戸物産系の大型ブッフェレストラン「神戸クックワールドビュッフェ」などの開店が予定されている。

40%OFFのセール価格もあり賑わった「しまむら」。


西武時代から営業を続ける「ロフト」。

グランドオープンでは「河内音頭」も

開店当日の午前9時には松井一郎大阪府知事、田中誠太八尾市長らが出席して「グランドオープニングセレモニー」が開催され、施設紹介や式典参加者による挨拶のあと、テープカットが執り行われた。

オープニングセレモニー。

また、八尾高校吹奏楽部の学生らによる演奏や河内家菊水丸氏による河内音頭も披露され、大いに賑わった。

河内家菊水丸さんが河内音頭を披露。

アリオ八尾と連携関係を維持-更なる利便性向上も

そごう・西武は全国各地で百貨店事業の縮小をおこなっているが、撤退店舗跡の活用方法について明確な方針が示されないまま建物が長期間放置される事例も相次いでいる。
西武旭川店西武筑波店そごう柏店そごう呉店などでは未だに店舗跡活用の見通しが立っておらず、西武春日部店跡の高級家具店「匠大塚」は当初地階に計画されていた地元住民向け食品スーパー誘致が失敗に終わるなど、有効活用されているとは言い難い現状にある。

ラブライブ!サンシャインカフェとなっている西武沼津店跡地。

その一方で、西武八尾店跡の全館営業再開に向けた動きは非常にスムーズなものであった。八尾市都市開発・八尾ビルディングの山口社長の挨拶によると、西武八尾店は「売上予算に対する達成率は絶えずベスト5」「(ネット通販部門)e.デパートのメンバー(会員数)は全国1位(2016年6月集計)」の優良店舗であり、西武撤退後も専門店の大半が営業継続を決定、「ダイエーショッパーズモール泉佐野」(現・いこらも~る泉佐野)の再生など実績を持つ不動産大手「ザイマックスグループ」に管理運営が引き継がれたことから、新たな有力テナント誘致にも成功したという。
また、隣接地にあり、西武時代にはセブン&アイHDの商業施設として協力関係にあった「アリオ八尾」とは、施設内の案内看板設置や協賛セールの開催、駐車料金無料サービスの提供などで引き続き連携関係を維持している。

レストラン街は10月に全面開業予定。

田中誠太・八尾市長によると、同店は駅前にあり非常に利便性が高いことから市議会では8階(レストラン街)に公共施設を設置することも検討されているといい、八尾の玄関口にある大型ビルとして、更なる利便性の向上と施設の充実が期待される。

リノアス

住所:大阪府八尾市光町2-60
営業時間:10:00~20:00
(8階レストラン街:11:00~22:00)

外部リンク:LINOAS | Just another WordPress site
外部リンク:ニュースリリース|近鉄八尾駅前 新商業施設「LINOAS(リノアス)」 2017年9月15日グランドオープン|ザイマックスグループ
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かみしんプラザ、9月15日改装オープン-西松屋、アスビーなど出店

大阪府大阪市東淀川区にあるショッピングセンター「かみしんプラザ」が9月15日にリニューアルオープンした。

かみしんプラザ(旧・レインボープラザ上新庄)。

2005年以降で最大規模のリニューアル

かみしんプラザはダイエー上新庄店を核とする「レインボープラザ上新庄」として1980年5月に開業。売場面積は9,519㎡。
2005年にダイエーが撤退した際、施設を保有する青果専門商社「シーオン」が改装を実施したが、同社の経営破綻により、現在は三菱商事系の日本リテールファンドが運営を行っている。
改装コンセプトを2016年6月の地階リニューアル時と同様に「Kamishin Natural Style」に定め、内装デザインをナチュラルトーンに刷新。
レディスファッション専門店「Green Parks topic(グリーンパークストピック)」やベビー用品専門店「西松屋」、イオングループの靴専門店「ASBEE fam.」、眼鏡ショップ「JINS」、namcoの3世代対応ゲームセンター「アミューズパーク」、関西発の人気100円ベーカリー「ヤキタテイ」など8店舗が新たに導入され、既存テナント5店舗もバラエティ雑貨店「ガリバー」が「Gプラザ」「ピエタピエ by tutuanna」としてブランドを一新するなど、移転・増床や売場のリニューアルが行われた。
なお、改装後も平和堂が核店舗として出店している。

子供靴2足3,240円など日替りセールで客が溢れるASBEE fam.。


tutuannaの姉妹店を併設した滋賀発の雑貨店・Gプラザ。

リニューアル記念セールを実施

今回のリニューアルを記念し、各店舗では最大50%OFFとなる割引セールやノベルティの配布、平和堂HOPカードの入会無料キャンペーン(とんかつソース500ml・ケチャップ500gセット)、全館でのスタンプラリーなどが10月上旬まで開催される。

新規出店したテナント一覧(8店舗)
  • Green Parks topic(レディス)
  • ASBee fam.(靴)
  • ベネッセのEnglish Studio(英語教室)
  • 西松屋(ベビー・子供用品)
  • ピエタピエ by tutuanna(レッグファッション)
  • JINS(メガネ)
  • yakitatei(100円ベーカリー&カフェ)(10月下旬オープン
  • namcoアミューズパーク(ゲームセンター)
リニューアルしたテナント一覧(5店舗)
  • 手芸の丸十(手芸用品)
  • Gプラザ(バラエティ雑貨)(旧・ガリバー)
  • セレクトシム(携帯ショップ)(旧・モバステ)
  • ミカヅキモモコ(バラエティ雑貨)
  • ママフル(ベビー・キッズ・雑貨)(増床改装)
契約満了に伴い閉店したテナント一覧(7店舗)
  • メガネの愛眼
  • AFRICA TARO 明日もラッキーガール(レディス)
  • チヨダ(靴)
  • ECO&KIDS AKIRA(リサイクル子供服専門店)
  • JACK(カジュアルファッション)
  • スペースプラネット(ゲームセンター)
  • ル・クロワッサンショップ(ベーカリーカフェ)

外部リンク:かみしんプラザ
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千葉ポートタウン、ラオックス主導の「体験型施設」に-インバウンド狙い「サバゲー」や「カップ麺専門店」も

千葉市中央区の複合施設「千葉ポートスクエア」の商業棟「ポートタウン」がラオックスグループにより全面改装され、7月1日に第1期のリニューアルオープンを迎えた。千葉ポートスクエア。ポートタウンは右の建物。

ラオックスと中国・緑地集団による大型施設

千葉ポートタウンはオフィスや体育館、ホテルなどで構成される千葉ポートスクエアの商業棟として1993年に開業。建物は地上7階建てで、千葉ポートスクエア管理が所有している。
開業当初は「トイザらス」や「ラオックス」など大型テナントが出店していたが、アクセスの悪さなどから慢性的な集客力不足に陥り、施設を開発した千葉新都心開発は2005年に倒産。
その後は空きテナントが目立っていたものの、2016年2月に免税店大手のラオックスが中国の大手不動産会社「緑地集団」と合弁会社を設立し、ポートスクエアの一部施設を取得すると、ポートタウンは「日本初のインバウンド専門のアウトレットモール」として改装される予定となっていた。

インバウンドと家族連れ意識した「体験型レジャー施設」に

今回のリニューアルでは、当初掲げられた「インバウンド専門のアウトレットモール」ではなく、外国人観光客に加えて近隣ファミリー層の来客も意識した「体験型複合レジャー施設」への転換となった。

1階は大型免税店「ラオックス」を核に、ご当地ラーメンなど珍しいカップ麺約50種類を取り揃えた「3minutes kitchen」、千葉の逸品を中心に全国の物産品を集めた「日本いいもの物産展」、エリア最大級のペット用品店「Pet Spice」が出店した。3minitues kitchen。最も混み合う時間帯(土曜昼)のようす。

日本いいもの物産展。ヒルナンデスで紹介されてもヒマナンデス。

3階の「リンクパーク」は乗り物体験や段ボールアートなどの子供の遊び場や、カフェ、スタジオ、サロンなどを集約。
1フロアが屋内サバイバルゲーム場となる4階「AIRSOFT ZONE DELTA」では、中東や東欧をイメージさせる広大なフィールドや、ドローン競技やコスプレ撮影などができる多目的フィールド、8歳以上の子供から楽しめるNERF試射場を完備する。AIRSOFT ZONE DELTA。
千葉エリアの商業サバイバルにも絶えられると良いのだが。

5階の「THE NEW YORK BAYSIDE KITCHEN」は、世界中の食が集まるニューヨークをイメージしたビュッフェレストラン。
約60種類の世界の料理や約40種類のスイーツを提供する一方で、積極的に千葉県産食材を用いる「地産地消」も推奨する。THE NEW YORK BAYSIDE KITCHEN。

残るフロアは秋以降に開業

今後、千葉ポートタウンでは残るフロアの改装を進め、秋以降に3階の「ANNEX」、4-5階のエンターテイメント施設「千葉ポートサークル」が順次開業する予定となっている。

駅ビル開業を控え、そごうジュンヌ館改装、三越とパルコの閉館など、周囲を取り巻く状況が大きく変化する千葉市中心部。
おもにインバウンド需要を見据えた「コト消費」を前面に押し出した施設となったが、外国人観光客が多い地区ではないだけに、今後順調に集客することができるのであろうか。

外部リンク:千葉ポートタウン ポートスクエア
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イオンスタイル新浦安MONA、7月28日開業-「イートイン重視」の新業態

JR新浦安駅前のショッピングセンター「MONA新浦安」1階に、イオンリテールの食品スーパー「イオンスタイル新浦安MONA」が7月28日に開業した。イオンスタイル新浦安MONA。

ピーコック跡、新浦安の「イオンスタイル」2店体制に

イオンスタイル新浦安MONA(以下、MONA店)は2017年2月までMONA1階で営業していた「ピーコックストア新浦安店」跡地に出店。MONA店の売場面積は約845㎡。
イオンリテールはMONAに隣接する大型商業施設「イオン新浦安店」(旧ダイエーショッパーズプラザ新浦安)1階に食品スーパー「イオンスタイル新浦安」(以下、新浦安店)を構えており、新浦安地区のイオンスタイルは2店体制となった。
なお、5月に改装開店した新浦安店では、惣菜売場面積の拡大や酒類専門店「イオンリカー」の設置などが行われた。
隣接するイオン新浦安店に出店しているイオンスタイル新浦安。

直営惣菜3店出店の「イートイン重視型」スーパーに

MONA店は「イートインとマルシェが融合する『食』がテーマのマルシェダイニング」をコンセプトに、直営の食品売場と惣菜専門店3店、84席のイートインスペースを設けた新業態店。
隣接する新浦安店でも惣菜売場に近接して150席のイートインスペースが設けられているが、MONA店は売場面積に対するイートインスペースの占める割合から「イートイン重視型」の店舗と位置付けられる。84席のイートインスペースが設けられた店内。

イートインでの食事を彩るのは、イオン直営の惣菜専門店3店。
生パスタの店 ペルグラーノ」は、こだわりの生パスタを注文を受けてから調理するパスタ専門店で、合計10種類のパスタを提供。
手づくりサンドイッチの店」はイオン初のサンドイッチ専門店で、野菜を豊富に使ったおかず系サンドイッチから、いちごやバナナなどを用いたスイーツ系サンドイッチまで30種類のサンドイッチを取り揃える。生パスタの店 ペルグラーノ(左)と手づくりサンドイッチの店(右)。

リワードキッチンプラス」はこれまでイオン店内で展開してきた惣菜専門店「リワードキッチン」の新業態店で、“美と健康”を意識した野菜中心のデリをラインナップ。
トッピングとドレッシングを選んだ「カスタムサラダ」に2〜3品のデリをトッピングすることで、オリジナルの一皿を作れる。
また、カレーライスコーナーでは「ビーフカレー」など4種類のカレーを、指定容器の蓋がしまるまで自分の手でよそうことができる。
(イートイン内での食事なら蓋がしまらなくてもOK)リワードキッチンプラスでは野菜中心のデリとカレーを提供。

旧ダイエー、旧大丸ピーコックとイオン同士が近接する新浦安。差別化のために生まれたイートインを軸とした「新業態」は、都市部を中心に他の駅ビルなどにも出店する可能性があり、注目される。

イオンスタイル新浦安MONA

住所:千葉県浦安市入船1-5-1
営業時間:9:00-22:00

外部リンク:イオンスタイル新浦安MONA
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