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西門紅楼、3月1日リニューアルオープン-台北の市場建築、築110年で

台北市萬華区の西門町にある歴史的建造物を活用した複合商業施設「西門紅楼」(西門紅樓、西門町市場)が全面改装され、3月1日にリニューアルオープンを迎えた。

西門紅樓。

築110年の市場建築、2000年代から改装を進めていた

西門紅楼は1908年に竣工。設計は近藤十造。2階建て(一部3階建て)で、入口部分にあたる八角形の「八角堂」と奥側の「十字楼」の2つの建物が接続される形となっており、西門町市場(新起街市場)を核とした複合商業施設として活用されていた。
西門町は日本統治初期における台北市の中心街で、多くの日本人が居住しており、当初は敷地内に稲荷神社も設置されていたが、神社は1945年に米軍からの空襲を受けて焼失している。

西門町市場(西門紅楼の展示写真より)。

1945年に中国国民党から建物が接収されると八角堂は「紅楼劇場」となり、中国大陸の京劇(平劇)などを上演、さらに1963年には映画館「紅楼戯院」となっていた。1990年ごろからは廃墟化が進み、映画館は1997年に廃業。一方、同年には古跡として文化財指定されている。
西門紅楼の転機となったのは2000年に起きた大火で、火災により敷地内にあったバラックと紅楼(主に十字楼)の一部が焼失。その後は修復と再開発をおこない、劇場とショップが入居する空間として生まれ変わっていた。
2008年には台北市都市景観大賞の歴史空間活性化賞を受賞、2009年にはアートイベントが開催されるなど、再び西門町エリアの象徴的存在となっている。

現在の西門町。

台北市が1年半かけて全面改装-歴史紹介など充実

今回の全面改装は台北市が5000万台湾ドル(2億円弱)をかけて2016年8月から進めてきたもの。
 改装の目玉は十字楼部分にあるセレクトショップ「紅楼選品」エリアのリニューアル。ショップ内では、MIT(メイドイン台湾)製品を数多く取り揃えるほか、紅楼グッズを販売。また、故宮博物院のショップも出店している。
同エリアでは定期的にワークショップも開催されており、気軽に台湾アートなどに接することもできる。

十字楼部分。MITグッズ店や故宮ショップなどが出店。

また、八角堂1階にある西門紅楼の歴史などを紹介する展示空間は内装を含めて全面改装が行われており、創建当初の日本統治時代の設計図や写真が多く展示されるなど充実化。
八角堂1階にはカフェ「紅楼茶坊」もリニューアルオープンしたほか、オールジェンダートイレも設置された。

八角堂部分。以前より明るい雰囲気となり、展示スペースにカフェも。


八角堂では主に同館の歴史を紹介。日本時代の写真も多く展示。

今回の改装に合わせて屋上の看板が撤去され、入口看板は創建当時の市場の看板をイメージしたものへと改められた。

屋上にあった看板を撤去、日本時代の看板をイメージした形状に。

近年、西門紅楼の附近には若者向け、観光客向けの飲食店も増えて賑わいを増しており、同館のリニューアルにより歴史ある中心地・西門町はますます魅力を増すこととなろう。

西門紅楼

住所:台北市萬華區成都路10號(西門町)
営業時間:11:00~21:30、休日前は22時まで、月曜定休

外部リンク:西門紅樓
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中央林間東急スクエア、3月28日開業-「中央林間とうきゅう」を業態転換、図書館も入居

東急中央林間駅前の東急中央林間ビルに出店する総合スーパー「中央林間とうきゅう」が全面改装され、ショッピングセンター「中央林間東急スクエア」として3月28日に開業する。

中央林間東急スクエア。

「中央林間とうきゅう」を業態転換

東急中央林間ビルは1985年4月に開業。東急田園都市線のつきみ野・中央林間駅間延伸に合わせたもので、開業時から「中央林間とうきゅう」として営業をおこなってきた。 売場面積は10,388㎡で、建物は東急電鉄が所有する。
 2015年には駅直結の商業施設「エトモ中央林間」が開業しており、東急中央林間ビルとは連絡通路で直結されている。
東急スクエアとしては8店舗目となった。

「ショッピングセンター化」、総店舗数35店、神奈川初も

東急中央林間ビルはこれまでは総合スーパー「東急ストア」を主体とした売場であったが、今回の「東急スクエア」への業態転換でショッピングセンター化され、「無印良品」「スーツセレクト」「ABC-MART」「Green Parks topic」「キャン・ドゥ」「トモズ」などお馴染みのチェーン店が出店(キャンドゥなど一部は全面改装)した。

キャンドゥは改装・増床された。

さらに鯖江の眼鏡を販売する「ふくいめがねSpot」や町田に本店を置く生花店「VERY VERY」など、こだわりの店舗が神奈川県初出店となった。総テナント数は35店舗となる。

VERYVERY。観葉植物中心の売場で、1階の生花店と差別化。

無印良品、ABC-MARTなどでは、館内に入居する子育て支援施設(後述)との連携を図るべく、キッズ商品を充実させている。

無印良品では入口附近にキッズ売場を配した。


ABCマートでもキッズ関連商品を充実させている。

また、核店舗の「東急ストア」は今回の改装により食品中心の売場となったが、新たにセミセルフレジを導入したほか、大和市周辺の産品を多く導入し、地産地消を目指す売場となった。

東急ストア。

3階の大部分が公共施設に-図書館も21時まで開館

今回の改装では3階の大部分が公共施設ゾーンとなったことも特徴だ。
その核施設となるのは「大和市立中央林間図書館」。施設面積は約740㎡で、蔵書数は約17,000冊。将来的には約3万冊にまで増やす予定だという。
図書館の指定管理者は図書館流通センターなど6社で構成される「やまとみらい」。館内はショッピングセンター内ということで通路に面した壁や仕切りを取り払うなど開放感ある造りが特徴で、蔵書もファミリー層を意識した選書となる。また、ブックカフェとして「星乃珈琲店」が導入されており、カフェセレクトのオススメ書籍コーナーも設置される。
図書館の営業時間はビルと同様の21時までと、市立図書館としては比較的遅いことも特徴だ。

市立中央林間図書館と星乃珈琲店。

さらに、図書館の隣接スペースには、「大和市子育て支援施設」(「送迎ステーション」「託児室」「子育て相談スペース」が入居)、「大和市役所中央林間分室」が開設される。
これまで中央林間で行える大和市の行政手続きは証明書交付などのみであったが、東急スクエア内において引越の住所移動手続きや出産結婚など戸籍変更の届け出ができるようになった。また、子育て支援施設の一時預かり施設は東急の休館日以外1日最大4時間500円、子育て相談は無料となる。

市役所分室。4月2日から利用できる。

これらの公共施設ゾーンは、4月1日(市役所分室は4月2日)から開館する。

東急と大和市のベストマッチングで客層拡大ねらう

大和市の人口は約24万人であるが、東急グループが中央林間駅近くで新たなニュータウンの開発を進めているなど、今後もベッドタウンとして人口増加が続く見込みであり、30代~40代の働き盛りの人口割合が比較的多い。その一方で、これまでの総合スーパー「中央林間とうきゅう」のおもな客層は60~70代の女性であったという。
また、大和市もこれまで中央林間地区への公共投資をあまりおこなって来なかったといい、今回の改装は「東急と市側のベストマッチング」であったと思われる。
東急グループは今回の「東急スクエア」への業態転換・東急ストアの改装、図書館・子育て支援施設などの導入により、客層を男性サラリーマンや子育て世代の親子などへも拡大したい考えで、今後は年商約70億円、来館者数約1万人(公共施設除く)を目指すとしている。

中央林間東急スクエア

住所:神奈川県大和市中央林間4-12-1
営業時間:10時~21時(東急ストア、図書館など主なテナント)

外部リンク:中央林間東急スクエア 公式サイト
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フード&タイム・イセタン・ヨコハマ、3月20日開店-相鉄ジョイナスに

三越伊勢丹プロパティ・デザインは、相鉄横浜駅の新相鉄ビル(ジョイナス)地階に「FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA(フード&タイム・イセタン・ヨコハマ)」を3月20日に開店させた。

フード&タイム・伊勢丹・横浜。

ジョイナス地階の伊勢丹、全面改装でさらに充実

フード&タイム・イセタンが出店したのは相鉄ジョイナス地階の「クイーンズ伊勢丹横浜店」があった場所。売場面積は2,340㎡。
クイーンズ伊勢丹は2006年11月から2017年10月まで当地で営業しており、今後も核店舗として継続出店する。

クイーンズ伊勢丹横浜店。

今回の改装によりクイーンズ伊勢丹としての面積は少し狭くなり、食品グロサリーなどのみの取扱いに縮小されたものの、百貨店系らしい銘菓・銘店ゾーンが充実されている。
生鮮品売場としては、新たに「ヤオヤスイカ」「築地魚金」「千駄木腰塚 横濱精肉店」の3店舗が導入されたほか、ナチュラル・オーガニック商品を扱う「ボンラスパイユ」も出店している。

モーニングからちょい飲みまで需要満たすイートイン

館内は「クイック&イートイン」「フードマーケット(クイーンズ伊勢丹)」「カフェ&デリ プラザ」「カジュアル ダイニング」の4ゾーンで構成。細長い店舗の構造であるが、今回の改装ではそれを活かして、手前をおもにカフェと食品エリア、奥を飲食エリアへとゾーン分けしている。
店舗コンセプトは「『TIME with FOOD』 ~時を過ごす人に「食」が寄り添う~」で、ビジネスマンのモーニング、ランチからちょい飲み需要までを満たす。
飲食店の総座席数は約700席(そのうち中央に設置される共有イートインは約130席)となる。

リンガーハット ヨコハマプレミアム横浜西口店。
多くの飲食店が集積する。

「スシローコノミ」など新業態(全国初)は7店舗

総テナント数は29店舗で、そのうち、スシローの持ち帰り・イートイン業態「スシローコノミ」、カフェ「COFFEE STYLE UCC」など7店舗が新業態(全国初出店)、神戸屋のカフェスタイル「神戸屋キッチン デリ&カフェ」、たまごサンド専門店「ウフタマゴサンド」など15店舗が横浜初出店となった。
スシローの新業態「スシローコノミ」。
1貫単位で寿司を販売(60円から)する。
 

三越伊勢丹HDでは、化粧品やコスメ関連商品をおもに扱うイセタンミラーなども含めて小型店の出店を積極的におこなっており、近年は収益の柱の1つとしている。
フード&タイム・イセタン業態としては品川駅(アトレ品川)に続く出店となったが、「イートイン」「ちょい飲みバル」人気を武器に、今後もこうした業態の店舗の拡大がおこなわれるかどうか注目される。

フード&タイム・イセタン・ヨコハマ

住所:神奈川県横浜市西区南幸1-5-1
    新相鉄ビル(ジョイナス) 地下1階
営業時間:7時30分~23時 (店舗により一部異なる)

外部リンク:ジョイナス内における 三越伊勢丹グループ新規商業施設「FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA」 出店について 
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池上線五反田高架下、3月13日開業-「中目黒」に次ぐ東急の高架下開発

東急池上線五反田駅〜大崎広小路駅の高架下に、商業施設「池上線五反田高架下」が3月13日に開業した。
池上線五反田高架下。

五反田〜大崎広小路の高架下、13店舗で構成

池上線五反田高架下は、東急電鉄が池上線五反田駅〜大崎広小路駅の高架下約230mを開発した商業施設。施設は大崎広小路駅寄りに新設された5店舗と、中間にある7店舗の飲食街「五反田桜小路」(2012年開業)、五反田駅寄りにある「ラーメン魁力屋」(2015年開業)を合わせた計13店舗で構成される。
東急電鉄は近年、自社路線の高架下スペースの開発に力を入れており、2016年11月には東横線中目黒駅〜祐天寺駅に商業施設「中目黒高架下」を開業させた。

複合サイクルショップなど5店舗が新規出店

新設店舗の核となる「STYLE-B」は、自転車販売をはじめ、シャワー付き室内駐輪場、コインランドリー、ドーナツ専門店「DOUGHNUT PLANT」、「旬八青果店」とコラボしたカフェスペースなど、様々な機能を内包した複合サイクルショップとなっている。
STYLE-Bに出店するドーナツ専門店。

そのほかにも、作りたてのベルギービールが味わえる「RIO BREWING&CO.東京醸造所」、熟成肉のレストラン「BUTCHER NYC UNITED」、シチリアのB級グルメと地中海の島ワインを提供する「Tevola Caleb Peri Peri」、池袋で人気のやきとん、もつ焼き店「木々屋」の計5店が新規出店した。
新設された飲食店で食事をする人々。

また、既存の高架下横丁「五反田桜小路」では、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之氏が経営するたこ焼き屋「みやたこです。」含む7店舗が外観をリニューアルする。

池上線五反田高架下

住所:東京都品川区西五反田1丁目22番4号ほか
営業時間:店舗による

ニュースリリース:2018年3月13日、池上線 五反田~大崎広小路駅の高架下に新たな店舗が誕生(東急電鉄公式サイト)
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アルピコプラザ、2月15日開業-旧・アリオ松本、松電バスターミナルビルに

JR松本駅前にあったイトーヨーカドーのショッピングセンター「アリオ松本」跡(松電バスターミナルビル)に新たな商業施設「アルピコプラザ」が2月15日にグランドオープンした。

アルピコプラザ。

「松電バスターミナルビル」、開業から40年目の再出発

「アリオ松本」は1978年4月に「イトーヨーカドー松本店」として開業。
松本電鉄(2011年に「アルピコ交通」に改称)が建設した「松電バスターミナルビル」への出店で、1階にはアルピコ交通のバスターミナルが設けられている。
イトーヨーカドーは1996年にショッピングセンター業態の「エスパ松本」に、2011年には「アリオ松本」となったが、核店舗としてはイトーヨーカドーが開店以来継続して出店していた。しかし、イオンモール松本の開店を前にした2017年9月に閉店。その後は所有者のアルピコ交通と商業施設コンサルタントの「やまき」(東京都港区)がリニューアルの準備を進めていた。

「アリオ松本」時代。

建物は地上7階、地下1階建で、全体の売場面積は13,178㎡。 

核店舗はアルピコグループ「デリシア」-土産店も

アルピコプラザには新たに10数店舗が出店した。
地階の核店舗となったのは、アルピコグループのスーパーマーケット「デリシア」(旧・松電ストア、アップルランド、約1,750㎡)。
このほか、地階にはバスターミナルという立地を活かして土産店「松本のおみやげ屋さん」が開設されるほか、箸専門店「にほんぼう」、銘菓「藤屋」、マッサージ店が出店している。

信州の酒も取り揃えられる。

1階の半分は以前と同様に「アルピコ交通松本バスターミナル」が入居。ターミナルは改装されており、以前より明るい雰囲気となった。このほか、花店、クリーニング店が出店するが半分は空き店舗となっている。

バスセンターもリニューアルされた。

2階は一部に美容院、ネイルサロンが出店するが、殆どが空き店舗。このほか、3月に健康椅子チェーンが出店する予定である。
3階には「バースデイ」、「アベイル」、そして4階には「ファッションセンターしまむら」、「ディバロ」のしまむらグループ4店舗が出店する。これらの店舗はグランドオープンを前に12月28日に先行開業している。
5、6階は未活用。
 7階はアルピコグループが運営しているため今回は改装されておらず、以前と同様にレストラン街、100円ショップなどが出店している。

3、4階にはしまむらグループが出店する。

多い競合店、少し淋しいグランドオープン

アルピコグループとやまきは「2018年春までに約60のテナントを誘致する」計画としていた。
しかし、7階は以前からアルピコグループの管理であり改装されていないためそのまま、また地階と1階の大部分はアルピコグループが活用しており、結局のところ目立った新規出店テナントは3階、4階のしまむらグループのみ。メインエントランスである1階の半分、そして2階の大部分、5階全床、6階全床はテナントが入っていない状態で、全テナント数(7階含む)も20数店舗に留まるという淋しい船出となった。
周辺には「松本パルコ」、「井上百貨店」、丸善を核とした「コングロM」、駅ビル「MIDORI」など多くの商業ビルがあるほか、2017年9月に開業したばかりの「イオンモール松本」ともそれほど離れておらず、多くの競合店がある。
また、郊外にはアリオ松本に出店していた「ロフト」や「アカチャンホンポ」の移転先となった「イトーヨーカドー南松本店」をはじめ、複数のショッピングセンターも立地する。

イオンモール松本。

アルピコプラザは今後も新規テナントの誘致を進めるとしているが、そうした競争のなかで有力テナントを出店させ、空き床を埋めることができるのかどうかが注目される。

なお、アルピコプラザでは開業を記念して2月28日まで2階の空き床でNゲージ運転会などをおこなう「鉄道パーク」が開催されている。

2階で開催される「鉄道パーク」。

アルピコプラザ

住所:長野県松本市深志一丁目2-30
営業時間:店舗により異なる。
しまむらは10:00~20:00、デリシアは9:00~21:00。

外部リンク:ALPICO PLAZA -アルピコプラザ- – 長野県松本バスターミナルビル内にあるショッピングセンターです。
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驚安堂あきる野店、2月1日開店-ドンキのディスカウントスーパー、都内2号店

ドン・キホーテの新業態となる生鮮ディスカウントスーパー「驚安堂」の都内2号店「驚安堂あきる野店」が2月1日に開店した。

驚安堂あきる野店。

ドンキグループの小型スーパー都内2号店

驚安堂はもともと2013年から同社のコンビニ業態の屋号として使われていたが、2015年までに小規模の既存店を閉店、もしくは一部店舗を「ピカソ」業態などに転換した上で、それ以降はドンキ子会社の「ライラック」が運営する小型スーパーマーケットの屋号として使われている。
なお、驚安堂各店ではドン・キホーテグループの電子マネー「マジカ」を使用することができない。

驚安堂あきる野店は拝島駅の西側、約2kmほどの場所にある「業務用スーパーICIBA!あきる野店」跡地に出店。
驚安堂は福生店に続き東京都2店舗目となる。建物は平屋で売場面積は597.8㎡。

館内構成。

「生鮮スーパー」を謳っているが、実際に店舗を見たところ青果・精肉はテナントを導入しているものの、鮮魚部門では生魚・刺身の取り扱いは行われておらず加工品(冷凍・干物・塩辛など)のみの販売となっている(2018年2月現在)。

天井には「安さ」をアピールする旗が並ぶ。

菓子、飲料などはダンボールのままカットケース陳列をおこなっており、ローコスト運営を実現。飲料などを中心にダンボール、ケース単位での販売もおこなう。
また、狭い店内ながら食品以外にも生活雑貨、台所用品も取り揃えられている。

都内2店目となった「驚安堂」。今度ドンキ新業態として店舗の拡大が進む可能性もある一方、生鮮は他社頼みであるため店舗網拡大には「パートナーの存在」を欠かすことが出来ず、生鮮を扱う他社とのさらなる連携などがあるのかについても注目される。

驚安堂あきる野店

住所:東京都あきる野市小川東3-9-10
 営業時間:9:00~21:00

外部リンク:驚安堂あきる野店
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ロイヤルHD新業態「GATHERING TABLE PANTRY」、11月6日開店-完全キャッシュレス店舗

高級ファミレス「ロイヤルホスト」、天丼「てんや」などを展開するロイヤルHDは、次世代型の新業態店舗「GATHERING TABLE PANTRY(ギャザリング・テーブル・パントリー)馬喰町店」を11月6日に開店させた。

GATHERING TABLE PANTRY。

ロイヤルの新業態店、大手では珍しい「完全キャッシュレス」

GATHERING TABLE PANTRYはJR馬喰町駅・都営新宿線馬喰横山駅前の衣料問屋街に出店。
その特徴はクレジットカードか電子マネーのみでの支払いとなる「完全キャッシュレス店舗」であるという点だ。

店頭にはキャッシュレスを示す看板が。

店内ではロイホの人気メニューをはじめ、コーヒーやスイーツ、当店限定のアペタイザーやおつまみ、ビールやワインなども楽しめる。
注文はタブレットで行い、会計時や店員呼び出しボタンを押した際には店員のアップルウォッチに通知が行く。

注文を行うタブレット。

また、調理機器もベテランコックのノウハウを生かしパナソニックと共同開発した特製のものを使用しており、効率化を図りつつロイヤルらしいメニューの提供を行うことができるという。

店内のようす。一部卓には電源を設置。

GATHERING TABLE PANTRY

住所:東京都中央区日本橋馬喰町1-5-4 中庄ビル1 階
営業時間:平日15:00-22:30 土日祭日13:00-21:30

外部リンク:GATHERING TABLE PANTRY – ロイヤルホールディングス
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ビックカメラセレクト原宿店、11月28日開店-竹下通りに新業態の狭小店

原宿竹下通りにビックカメラの新業態「ビックカメラセレクト原宿店」が11月28日に開店した。

ビックカメラセレクト原宿店。

竹下通りにビックカメラ、ターゲットは女性と外国人

ビックカメラセレクトが出店するのは、原宿駅そばの竹下通り。竹下通りを頻繁に訪れる人には、「ダイソー原宿店内の一部への出店」といえば分かりやすいであろう。
ターゲットは原宿を訪れる女性と外国人観光客で、売場はダイソー原宿店の1階半床、地階全床の合わせて約330㎡。コンビニエンスストアほどの広さの狭小店舗となる。

フロア案内。

1階はスマホグッズや外国人に人気の魔法瓶などの雑貨・土産品、酒売場(ビックリカー)となる。
1階は半分がダイソーの売場であるため非常に狭いものの、女子高生に人気のとなっているチェキのコーナーも設置されている。

1階の売場。菓子、玩具なども販売する。

地下1階は化粧品、美容家電、調理家電、薬などを取り揃える。
外国向け家電やアジア圏で人気の日本製おむつ、胃腸薬などの品揃えも目を惹く。

地階の売場。家電は海外向けのものも販売している。


店内ではヘアアイロン、紙おむつなど「女性」と「外国人客」を意識した商品がプッシュされている。

各地の家電量販店がインバウンド需要を当て込んだ改装を進めるなか、こうした「ターゲット特化型」の新業態店舗が他都市や地方の観光地にも広がっていくのかどうか注目される。

ビックカメラセレクト原宿店

住所:東京都渋谷区神宮前1-19-24
営業時間:10時~21時

外部リンク:ビックカメラセレクト原宿店
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トキハ本店の耐震化工事、11月30日完成-化粧品売場など全面リニューアル

JR大分駅前にある百貨店「トキハ本店」の本館耐震化リニューアル工事が終わり、11月30日にグランドオープンを迎えた。

トキハ本店。

1年半・14億円かけた耐震リニューアル終える

トキハ本店は1935年10月に開店。本館は地上8階建て~地下2階で、売場面積は42,564㎡。
現在の本館は1974年に建て替えられたもので、老朽化が進んでいた。
耐震化工事は2016年5月に開始され、約1年半かけて柱の補強や耐震壁の設置を実施。震度7の揺れにも耐えられる強度とした。

耐震化工事のようす。売場を閉鎖する大規模工事だった。

また、耐震化工事に合わせて若者客の取り込みを図るべく、オーガニック・ナチュラルコスメの売場を増すなどの全面改装をおこなった。
耐震化とリニューアルの総工費は約14億円だという。

地方都市有数の規模「コスメワールド」、プチプラコスメも

もっとも大きく改装された1階の化粧品売場「コスメワールド」は全23店舗中15店舗をリニューアル。
東九州随一の品揃えを誇り、オーガニック化粧品やコスメ雑貨などを販売する「コスメキッチンマーケット」など8店舗が新規開店、「ゲラン」、「エスティローダー」、「ルナソル」などが全面リニューアルした。
 
全面リニューアルした1階には赤絨毯が。

新たに生まれた「コスメキッチンマーケット」は、オーガニックコスメを中心に、雑貨、石鹸なども品揃えしたトキハの自主編集セレクトショップ。
大学生などの若者を取り込むために 3000円前後のプチプライスコスメも取り扱う。

コスメキッチンマーケット。

なお、このほか地階の食品売場、6階のチルドレンズワールドなどは2015年のJRおおいたシティ開業に合わせて全面改装を終えており、多くの客を集めている。
 
2015年に生まれ変わった地階の食品売場。

外部リンク:トキハ本店 1F 化粧品 リニューアル オープン
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日本初の「離島スタバ」、宮島に11月22日開店-地ビールレストラン併設

広島県廿日市市の世界遺産・宮島に「スターバックスコーヒー厳島表参道店」が11月22日に開店した。

スターバックスコーヒー厳島表参道店。

スタバ、離島国内初出店

スタバが出店したのは宮島の中心部に当たる「表参道商店街」。
スタバは沖縄県八重山諸島の石垣空港内や兵庫県淡路島のサービスエリアなどには出店しているものの、本土と橋などで繋がっていない小さな離島へのスタバ出店は国内初となる。

スタバでお馴染みの黒板画。

店舗は3階建てで、1階から2階にはスターバックスコーヒーが出店。
このほか、ビル内には1階の一部と3階に地ビールメーカー「宮島ビール」の立ち飲みバーとレストラン「宮島ブルワリー」が出店する。

レストラン「宮島ブルワリー」。


1階の商店街沿いには立ち飲みコーナーも。

建物は海に面しており、客席からは宮島の街並みや豊国神社のみならず瀬戸内海や廿日市(宮島口)の街並みなども望むことができる。

窓には豊国神社の五重塔が映る。

スターバックス コーヒー 厳島表参道店

住所:広島県廿日市市宮島町459-2
営業時間:9:00~20:00
(宮島ブルワリーは11:00〜23:00)

外部リンク:日本三景、人と神々が共に生きる島~宮島に初出店、日本初の船で行くスターバックス 目の前に広がる瀬戸内海からは嚴島神社の大鳥居が望む絶景のロケーション 『スターバックス コーヒー 厳島表参道店』 2017年11月22日(水)オープン
外部リンク:宮島ビール
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